「イルカ」さん、「チューリップ」
※2014年6月のユースレターより
暑かった5月も終わり、梅雨入りして、ジメジメとした季節になりました。
お元気ですか?
体調を崩しやすい季節です。気をつけて下さい。
今回も話題は、懐かしい人たちの話。
懐かしいといっても、皆さんまだ現役で活躍しているのです。
たまにテレビで見かけて、「ああ、元気で良かった」なんて思います。
トップは「イルカ」さん。「なごり雪」「雨の物語」なんてヒット曲があります。
楽曲はご自分でも書くのですが、「かぐや姫」の伊勢正三さん(しょうやん)の曲を
ヒットさせた歌唱力と、独特の個性的な声は今も健在。
63歳の今も、客席から「かわいい」と声がかかります。
名曲「なごり雪」は、今でもカラオケの年間トップ20に入るそうです。
ラジオでは30年以上続く番組を持っていたり、ツアーも続けている、
現役シンガーです。
イルカさんのステージで目に付くのは「ギターホルダー」
ギターの弾き語りをするイルカさんは、長年肩こりに悩まされていました。
アメリカ旅行でこれを見つけた時には、本当にうれしかったとか。
ギターがスタンドに支えられて、空中に浮かんでいるような状態になるのです。
ステージでは、緞帳が上がって照明が点くと、ギターだけが斜めにセッティングされています。
そこにイルカさんが登場して、レントゲンの撮影機に「はまる」ように、
ギターに「はまる」わけです。シュールな光景です。
他の人が使っているのを見たことが無いから、普及してないんだろうと思います。
動けないし、あんまりカッコよくないし。
財津和夫さんも、現役でツアーの真っ最中です。
「チューリップ」の楽曲は中学時代、聞きまくって、ギターをコピーした思い出があります。
「心の旅」「サボテンの花」「虹とスニーカーの頃」いい歌ありますね。
チューリップはとっくに解散してるけど、姫野さんと一緒にツアーやってるから、
ソロでもチューリップが聞ける、お得なコンサートです。
二人とも老けたなー。電車に乗っていても気づかれなくなったと言っています。
芸能人のオーラって、おじさんはすぐに無くなるのでしょうか。
「六文銭」と「五つの赤い風船」が出る、「江東フォークフェスティバル」を見に行きました。
小室等さんは、フォーライフの頃のような生気がなく、おじいさんに。
「六文銭」のメンバーは、拓郎さんの最初の奥様である四角佳子さんと、及川幸平さん、小室さんの娘のコムロユイさん。
「五つの赤い風船」は、古いメンバーは西岡たかしさんと中川イサトさんくらいで、
知らない女性が2人。
同窓会のようなコンサートでした。「僕たち若者がいるー」と歌われても、違和感しかない。。。
自然と客席も歌いだして、「歌声喫茶」(行ったことないけど)のような雰囲気?
一番盛り上がったのは、「なぎらけんいち」さんのMCと歌。
最近もNHKに出ていたりして、現役の強さを感じました。
昔のフォークシンガーさんたちは、落語のような「古典芸能」に認定して、保護してあげないと、余生が可哀想な気がします。芸能界の厳しさですね。
フォークシンガー = 絶滅危惧種 (意見には個人差があります)