今月は 涼しい頭 の話
※ 2014年7月のニュースレターより
毎日暑いですね。これから9月まで、暑い日が続くと思うと。。。
でもね、夏は楽しいこともいっぱいありますよね。
バケーションやパラダイスって、イメージすると南国でしょ。
東京も南国になったな、と思って乗り切りましょう。
くれぐれも、熱射病にだけは気をつけながらね。
今回は涼しい話。
男は中年以降になると、髪の毛が涼しく(寂しく)なるわけです。
私の友人に、加山雄三さんの大ファンがいます。もう30年以上コンサートに通い続けているわけです。一緒に飲んでいる時、彼がこう言いました。
加山雄三さんて、とても礼儀正しいから1曲歌い終わるごとに、丁寧なお辞儀をするんだよ。そうすると、どうしても頭頂部が見えるでしょ。
つむじのあたりが年々薄くなるわけ。ああ、若大将も年取ったな。
それが、ここ10年位、つむじが見えないくらい復活したんだよ、すごいでしょ。
ファン心理は深い。客観的に見ることが出来なくなるんですね。
人工的には見えないらしい。
薄毛と言えば我らがさださん。若いころから自虐的に薄毛ネタをステージトークでしゃべっていたのですが、最近は髪の話が全くまったく、まったくなくなりました。
それと同じころに、髪型が変わり、つむじが見えなくなったのです。
「すごいでしょ」 (ここ、つっこむところです)
ファン心理としては、ハゲた「さだまさし」は見たくないわけです。
世間一般の人は、「お金をかければなんとでもなるもんだな!」と思うんでしょ。
いさぎよい人はいます。尊敬します。泉谷しげるさん、松山千春さんなど。
まったく潔い。
男の生きざま? を売りにしている人たちが、坊主頭になるようです。
でも、個性が強いキャラクターじゃないと、坊主頭の中に埋もれてしまいます。
坊主頭にサングラスなんてかけてしまえば、今では何処にでもいる、ちょっと怖い人ですから。
鶴瓶さんは、お笑いのネタとして坊主になったと聞きます。
お笑いの方は皆、ある意味いさぎよいですから。
全てのマイナス要因を「おいしい」という一言でプラスに変えてしまうのは、さすがですね。
わたしも、いさぎよい方ですから、着実に坊主派に入りかけているわけです。
髪の毛を立てると、出川さんみたいだと家内に言われました。
僕はワールドカップの時のベッカムやバロテッリみたいにカッコイイつもりだったのに。ちなみにこれは寝ぐせです。
おあとがよろしいようで。