え~るこばやし ニュースレター

電器店え~るこばやしのニュースレターの記録です。

今月は サザン・オールスターズ

※ 2015年3月のニュースレターより

 

学生時代、一番流行っていたのは何といってもサザン・オールスターズ。

いまだにトップアーティストとして音楽界での存在感は偉大なものがあります。

 

桑田さんやメンバーのほとんどは、青山学院大学の音楽サークルAFT出身です。

勝手にシンドバッド」から「いとしのエリー」に至る1年間、桑田さんはまだ青学に在籍していて、青学AFTに私の友人がいた関係で、サザンはずい分身近な存在でした。

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いとしのエリー ジャケット写真より

友人から、伝説のように桑田さんの在学中のエピソードを教えられたものです。

 

その頃の桑田さんは「温泉あんま股引バンド」とか「ピストン桑田とシリンダーズ」など、お茶目なバンド名で活動していました。たまに部室に顔を出すのですが、あだ名は「やらせの桑田」

女子を見れば「やらせろ」と叫ぶ、危ない先輩だったとか。

その頃の代表曲が「女呼んでブギ」コミックバンドか!

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お茶目な桑田さん

デビュー後も「8時だよ全員集合」や「スターどっきりマル秘報告」などのバラエティーに出て行って、おふざけ路線で食べていき、絶対売れないで消えていくんだろうな、と思っていました。キャラクターは面白かったけど、桑田さんがその後の日本のPOP-ROCKを引っ張り続ける存在になるとは、とても想像できませんでした。

 

3枚目のシングル「いとしのエリー」から、はっきり風向きが変わったと思いました。アルバム「10ナンバーズからっと」は名盤だと思います。それ以来、ヒット曲連発。才能とは恐ろしいものです。あっという間に大スターです。

 

桑田さんは茅ヶ崎出身で、海をテーマにした曲も多く、湘南ボーイのイメージがありますが、若い頃はサーフィンが出来ず、40歳を過ぎてからサーフィンを習って、今では息子たちに教えるほどの腕前だといいます。これがさわやかな一面。

 

やんちゃな面は、異常なまでの下ネタ好き。ライブでは放送禁止用語のパレード。

「マンピーのGスポット」なんて言う曲も作っちゃう。WOWOWの生中継で放送禁止用語を叫んで始末書。テレビの深夜番組「音楽寅さん」でも、あまりに下ネタを言うので、提供の花王が降りたのは有名な話。

 

これが桑田佳祐なのでしょう。いくつになっても照れ隠しで、下品な三枚目を演じているような気がします。

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たまにはお洒落に決めてみる

旬な話題に触れておこうと思います。2014-15年越しライブ「ひつじだよ全員集合」での勲章オークション事件。あーあ、とうとうやっちまった。

 

ライブ途中のMCで、天皇陛下の物まねをしたあと、昨年秋の叙勲で戴いた紫綬褒章ジーンズのポケットから出して見せて、「500円からいきましょう」とオークションの寸劇。WOWOWで全国ネットの生放送してたから沢山の人に知られることに。苦情殺到!

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おふざけ大好き

大事なところでおちゃらける、桑田さんの本性が出たんでしょうが、スタッフ、なぜ止めなかったかなぁ。その場で「冗談でした、ゴメンナサイ」ってなぜ言えなかったかなぁ。結局、年明けに事務所HPとラジオの生番組で正式謝罪。カッコ悪いです。

 

ネットでは大反発が起きました。天皇陛下をバカにしている、なぜあんな奴に勲章を与えたのか、など。宮内庁にまでクレームが入っているとか。これで桑田さんも大人しくなるのでしょうか。

 

中島みゆきさん、松任谷由実さんも何年か前に叙勲してるんですね。

みゆきさんはその喜びを「棚から本マグロ」と表現し、ユーミンは「思いがけず、ここまでよく頑張りましたね、と声をかけていただいたような気持ち」と言いました。

 

拓郎さんや陽水さんはまだ貰っていません。泉谷さんは、、、無いな。